2000年代の集大成「Complete FUSEKI」


ということで「10周年記念!Complete FUSEKI」配信開始されました!
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他にもアマゾンはもちろん Spotify やラインなどでも聴けますし、久々にハイレゾ版もリリースしました!

このアルバムは発売当時から賛否両論で、今までの僕のリスナーさんは「なんかちょっと違う…」と違和感を表明されたり批判される一方、「大名盤!」と熱烈に支持していただける方、このアルバムで私のファンになったという方、と両極端な反応でした。

今回10周年で改めて「このアルバムの制作はどういうことだったのか」ということを全曲聴きつつ振り返ってみたのです。それで思ったのはまず「アルバムから外してしまった曲が意外に重要だった」という事実。それから「当時使っていたパソコンのスペック上の制約から、自分が思ったとおりに出来てない曲がある」ということでした。これを10年後の2019年に「完成させてあげる」というのが、今回の再リリースの目的でした。

今回のボーナストラック。後半に大量に入ってるインストやイベント曲は、もちろん仕事ではありましたが、当時新しく導入したDAWシステムのテストを兼ねて作ったものでした。

ちょうど先日「ヤプログが終わってしまう」というニュースがありましたが、このブログの「レコーディング」というカテゴリーは、当時FUSEKIを録音していた記録でもあります。改めて読んでみると、試行錯誤しながら使用法や機材の癖を憶え、音を磨いていく様子がずっと書かれています。そしてやっと、アルバムとして完成できる11曲が揃い、当時CDにして発売したということでした。そういう意味で「2000年代の集大成」と呼んでいるのですね。

10年経って、もう一度それらをまとめて聴けるようにしたい。つまりそれは「成就」ということになります。私がこの「FUSEKI 10周年」でやりたかったのは、そういうことです。

今回のまとめ作業に当たって、当時レコーディングで使用していた「マルチトラック8ch」からのメディア変換や、当時の Power MacG4からの発掘など、時間もお金もすごくかかりました。それだけのことをする価値のあった作業だったと思います。ようやく「望んだ形で」お披露目できて、心から満足しています。

このアルバム制作に携わってくれた方々、皆さんに感謝いたします。そして何より、今回のリリースで素晴らしいマスタリングをやってくれた友人W氏、それからブランニューワールドで素晴らしいギターを弾いてくれた「長田幸二さん(フラワーズ)」には、特別の感謝の意を表したいと思います。

またこのような素晴らしい作品が作れるよう頑張りマスク!

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