ハイレゾリューション・リミックス

一気に全面刷新した新音源たち。

噂の「MODO BASS」を始め、最新のサンプリングプラグインなど様々な品揃えとなったんですけど、じゃあ聴いてみてどうですか?と問われると「ふむ。まあこんな感じでしょう(最新音源なんだからこれくらいで当然)」みたいに、いまひとつ感慨が薄かったんですけどw 

それがですね!

それらツワモノどもが本領を発揮したのが、なんとリミックスのときなんざます!!


前に「アルバム FUSEKI の音源はほとんどサンプルタンクだった」と言いました。

来年からの隔月銀座ライブ企画「FUSEKI 全曲ライブへの道」と題したプロジェクトのために、FUSEKI 収録曲をリミックスしてるんですけど、その際にオリジナル音源であるサンプルタンクを(持ってるんだから)当然使ってみたのです。今のバージョンは「4」ですよね。当時は番号なかったわw そんな大進歩した音源。

そうしましたらですね!「当時のニュアンスが全く同じままで」「解像度が1000億倍になった」音で構成された「聴いたこともないようなハイレゾリューション」バージョンが流れてきたのですよ!ひえ〜。


それから噂の「MODO Bass」ですけども、これも単体では「あーはいはい。この程度の音はしますよねー」的に余裕だったんだけど、いざミックスに混ぜて鳴らしてみますと、楽曲の中でのBassフレーズの存在感が、とてつもなくハンパない!なんだこれ???ですよ。

今まで一生懸命「Bass」の音を聞かせるために苦労してミックスしていたのは、いったいなんだったのか!??

…と思うくらい「Bass の音が立って」こちらに聴こえてくるのです。曲を引っ張ってるのがBassじゃないかこれ?というくらいの主張です。


思えば私、ベーシスト大好きでしたわ。ポールマッカートニー、グレッグ・レイク。

ミルクセーキ曲(わらふぁん)ではジョン・ウェットンを意識しましたし、もちろんジョン・ポール・ジョーンズ、クリス・スクワイアなんかもね。


そんなふうにイメージして一生懸命打ち込んだフレーズがですね、スコーン!とこちらに抜けてすっ飛んでくるわけです。いやいやいや、こらすっげえわ…と絶句いたしましたよね。


前も書きましたが、もうネタバレでいいんですけど、今まで10年間、よくぞ Logic の音源だけでやってきたと思います。

もちろん「単体では」とてもよく出来ているんですよ。

でも、これがさっきと真逆になるんですけども、ミックスの中で鳴らすと「どうも団子になる」。そうですよ。全部おんなじサンプリングプラグインの中で鳴らしてるんですもん。

なので「サードパーティ製」という意味でも、今回の新音源は、とっても重要だったのです。みんな馴染んで団子になってる Logic 音源の中で「存在感を」主張するからですね。


こういうこと、今まで気づいてなかったなあ。音源はただの音源に過ぎないと思ってた。そら技術が進んで、音はどんどんリアルになってるんだろうけど「ただそれだけ」だと思ってた。


違うんやね!


他と混ぜたときに違ってくるんやわ。

いやーすごい。


という感動のお話でしたの。


というわけで、新企画!&ライブ!

そして新ミックスオフィシャルリリースを是非お楽しみにお待ちください!


ViVa!10周年!

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