はつ恋


1999年の映画ということで、ちょうど20周年となります。最後に見たのは10年くらい前かな。しかもその時、エンディングの15分前くらいで止めてしまって、そのまま最後まで見なかったから、ラストまで含めて見たのは、本当に18年ぶりくらいだったのではないかなと思う。

当時も思ったのですが、設定や話は悪くないものの、個人的に真田広之氏が役に合ってない気がして、というか「ニューヨーク恋物語じゃんか!」みたいに思ってしまって(しかも真田さんも出てる)、唯一そこだけなんだかハマれなかった。別な配役で演技だったら、もっと好きになれたかもしれない。
何かの原作から映画化されることが多い昨今、オリジナル脚本なのは頑張ったなあと思った。とはいうものの「ありがち」な話ではある。そこを場面場面でどう泣かせてくるか、というようなパーツ勝負の映画なのかもしれない。冷めて見てた私ですが、やっぱり写真撮りながら父が涙ぐむところは泣けてしまったし、失うと判っているものへの送別っていうんですかね。自分もこの年になると、失うものや人のほうが圧倒的に多くなり、人生の先を感じられるようになる。そんなとき、たまにはこういう映画で箸休めもいいな…と思った。

田中麗奈さんは普通に20年前の田中麗奈さんです。苛ついた父が彼女の頬を いきなりパシーンとひっ叩く シーンが有り「たった20年前でもこれ!?」とすごいビックリした。こういう「安易な表現手法」は無くなってほしいなあ。

0コメント

  • 1000 / 1000

Kara P Satellite📡

からP です。